『えちゃけ』とは

愛嬌がある、とか魅力的な、だとかあらゆる
チャーミングさをあらわす能登の方言に「えちゃけ」
ということばがあります。山も海も季節ごとに表情を
変えるこの能登に暮らす人々は、それはそれはえちゃけ。
そんな人々の食卓は、同様にえちゃけで美味しい。
ある時、世界のあちこちに暮らしたひとりの女性が、
能登に惹かれて東京から移り住みました。夏のたけのこ(春じゃないの?)、秋のコケ
(あのコケじゃなくて、きのこ)、冬の水ようかん(夏じゃないの?)……彼女は全国から海外から
友人たちを次々に招待すると、一見地味に映る能登の食事の奥行に、誰もが夢中になりました。
そして愛あるお節介から、その魅力を伝えるちいさな本をつくり始めたのでした。
『えちゃけ』は季節ごとに刊行される(はずの)、能登の食の風土記です!

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最新号のご紹介

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えちゃけ 第4号300円+税

特集海さざえ 山さざえ

 

  • ・すべてはビールのために 海女さんのおつまみ天国
  • ・レシピの前に さざえ解体図
  • ・人呼んで「前浜のサザエさん」海がわたしの畑です
  • ・冷蔵庫はビンだらけ! 山のさざえは寝かせて楽しむ
あの人の能登ごはん 第4回
豆に呼ばれた「カントク」の道(宮本俊男さん・和菓子屋店主)
能登道具4
たいまつ?

能登に首ったけな編集部員紹介

  • コーディネート…森さやか
    1980年石川県能美市生まれ。チェンマイ大学大学院修了。日本総領事館(ホーチミン)、国際協力機構勤務等を経て、2013年冬、ふらりと訪ねただけだったはずの能登に定住。山と海のめぐみを活かして蕎麦屋と豆腐屋を営むオシショウさんのもとで自然の仕組みを教わりながら、『えちゃけ』の取材先をお邪魔して回るのがたのしい毎日。能登のおかあさん方と一緒に郷土ごはんを研究して食べて伝える「能登半島のうちごはん」も主宰している。
  • 文章…高原たま
    たべものについての本を中心に、編集者をしながらネムリコーヒーの屋号で珈琲豆の焙煎・抽出を行う。著書に『エプロンおじさん 日本初の男性料理研究家牧野哲大の味』。15年来の友人・森嬢が能登移住した際、大事な友人を奪った能登がいかほどのものか確かめてやろうとやましい気持ちで訪ねたが、すっかり胃袋をつかまれ東京から能登へ毎月通うように。輪島の朝市通り「三丁目」のマスターと厚切りトーストのファン。出産を機に能登通いを中断、再開を夢みて慣れない暮らしに奮闘中。
  • 写真…宮園夕永
    1984年の冬生まれ。東京を拠点にしながら、ポートレートとたべものの写真の撮影で世界のあちこちを転々とする日々。「美味しい蟹が食べられるよ」との高原嬢の甘いささやきで能登を訪ね、気づいたら出張と出張の合間をぬって『えちゃけ』の撮影をするように。3号目の取材で出遭った丸い岩海苔ののったお雑煮の味が忘れられず、悶々としながら今日もどこかの国へ。
  • 写真…藤田紋子
    大学卒業後スタジオ勤務、フリーアシスタントを経てカメラマンに。麗しいルックスとうらはらに泰然として大食らいなえちゃけさを宮園嬢に見込まれて編集部員に。撮影ではじめて訪ねて以来すっかり能登好きになり、冬の水羊羹に岩海苔三昧、夏の海に自ら潜ってとったさざえや海藻、どじょう鍋……能登を食べつくさんと能登通いを重ねている。まだ見ぬ春と秋がたのしみ。
  • デザイン…あざみ野図案室
    2011年に結成されたアートディレクターとデザイナーのふたり組。書籍のデザインをメインに、雑誌、カタログ、ロゴなど、さまざまな紙媒体のデザインを手がけている。編集部員によって毎号もたらされる能登土産に舌鼓を打ちながら、タイミングが合わずまだ見ぬ能登へ思いを馳せ、腹を鳴らして横浜でデザイン中。
  • イラスト…七字由布
    1983年生まれ、埼玉県育ち。2003年より書籍装丁画を中心にイラストレーターとして活動した後、2011年よりロンドンに拠点を移し制作活動を行う。現地滞在中は森嬢から届いた乾燥「かじめ」(海藻)をさまざまにアレンジしたごはんをロンドナーのおじいさんおばあさんに披露。「ワショクはヘルシーだね!」との印象を残して2015年に帰国。著書に絵本『シニッカさんどうしたの?』、主な作品に映画『四十九日のレシピ』のイラスト制作、レシピ本『おやつですよ』『ごはんですよ』(なかしましほ著)のイラスト制作など。

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